『Little Hope』実績およびトロフィー”死よりも悲惨な運命(アンドリューは生き残った)”の攻略方法の記事です。ちなみに初期の実績orトロフィーの詳細表記は違うかもしれません。
私はこれを”魔女の一団(ムービーナイトをクリア)”と同時に一人でクリアしました。ムービーナイトモードとは、オフライン(ローカルプレイ)で最大5人まで遊べるパーティーモード的なものです。それをぼっちプレイしました。
ムービーナイトのキャラクター選択画面です。このモードは本当にくっちゃべりながら遊ぶモードではないかなと感じました。途中途中のシーンがブツリと切れ、「次は君の番だ!」という画面になりコントローラーを他のプレイヤーに渡して遊ぶ形式なので、何ともストーリーへの感情移入などはできないような気がします。『Hidden Agenda』のローカル多人数プレイと似たような感じです(あっちもぼっちプレイしかしてないけど…)。
さて、アンドリューのみ生存させる攻略方法は至って簡単。様々な方法があるとは思いますが確実で簡単なのは以下の通り。
- ヴィンセントには友好的に接する。
- 銃を拾わない。もしくは拾っても拾ったことを他キャラクターに話し銃を捨てる(捨てさせられる)。
- アンドリュー以外を廃屋から出るまでに全員退場させる。
以上です。私は最後まで全員を残してからのアンドリュー以外全滅方法で一気に退場させました。その方法は廃屋で全員さようならの攻略方法と同じです。
★ネタバレ注意★
廃屋でアンドリュー以外を失った場合以下のシーンが出てくると思います。こちらは『逃れられない運命』のほう画像。
アンドリューの奥、画面右寄りにキュレーターが立っています。キュレーターが背後に立っているというのは前作の『Man of Medan』にもありました。
そしてアンドリューのみ生還の同じシーン。
おわかりいただけたでしょうか、キュレーターが立っておりません。
ちょっと2枚目画質が悪くてすみません。Twitch配信していた画面からのキャプチャなので画像が荒くなっています。今回の実績は実況配信中に獲得しました。
(追記12/01:アンソニー一人生存後警察に捕まるENDでもキュレーターが立っていないのを確認しました。そちらでも一人生存とされるのかは未検証ですが、追記としておきます。)
このキュレーターが立っているか否かの謎ですが、私の考えは「プレイヤーにとってバッドエンディングが待ち受けている場合に立っている」です。ここの作品はどれがバッドエンディングか判断が少々難しいし人によって感じる物が違うとは思いますが。
このダークピクチャーズアンソロジーシリーズに出てくるキュレーターは、悲劇になることを楽しんでいるような存在です。まるでプレイヤーに良いヒントを与えるような振る舞いをしていますが、全員生還エンドなどハッピーエンド系で終えると物凄くつまらなそうな顔と口調で「はいはい、よくできました」的な事を言ってきます。そして悲劇のフラグを立てるようなアイテムを拾っていると「良い傾向ですね!」的な事を言ってきます。なんとなく『Until Dawn』に出てきた精神科医キャラクターを思い出します。
さて以上で今回の攻略話は終わりですが、何故このエンディングで”死よりも悲惨な運命”なのか?それはアンドリューがトラウマから解放されていないからだと私は考えます。考察の記事で触れますが、この物語は実はアンソニー(アンドリュー)が過去の辛い記憶とどう向き合うかという物語だと思っています。そのため、空想(?)の世界でも仲間を救えなかったエンディングは、「現実を受け止めるEND」という意味なのではないかなと思います。このエンディングでキュレーターは「今なら彼(アンソニー)も過去と決別できるかもしれません」と言うので、そういう意味だと受け取りました。
Supermassive Gamesが作るホラー・ミステリーは、一見B級ホラーゲームかのように見えますが、実は人間の心理や精神に関連するストーリーを描いている作品が多いと感じます。
それではまた次回の記事で。